コラーゲンって何?
最近では珍しくなくなってきた「コラーゲン」ですね。
化粧品や美容ドリンクなどで、当たり前のようにコラーゲンが入っています。
でも、コラーゲンってなんでしょう?
カラダの中で何しているんでしょう?
お肌だけの話なのでしょうか?
1口にコラーゲンといってもいろいろあるの、ご存知ですか?
今美容には欠かせない「コラーゲン」をもっと知って取り入れていきましょう。
コラーゲンって何?
コラーゲンは、肌・じん帯・腱・骨・軟骨など、カラダを構成するたんぱく質の1つです。
お菓子作りに使われるゼラチンの主成分がコラーゲンです。
コラーゲンの役割
カラダのいろいろな所にあるコラーゲンですが、どんな役割があるのでしょう。
肌
肌は外側から表皮・真皮・皮下組織の3つに分かれています。
コラーゲンは主に真皮に存在しています。
コラーゲンはネット上に広がり、真皮を支えています。
ネットのジョイント部分にはエラスチンが使われていて、ネットの間にはヒアルロン酸が存在し水分を保つことで、コラーゲンのネットが柔軟性をキープしています。
また、まだ表面には出ていない隠れシミの改善や、肌の損傷を修復しているのもコラーゲンです。
骨・軟骨
かたいと思われている骨ですが、ある程度のしなやかさがあるので、ポキッと折れないようになっています。
そのしなやかさを保つのがコラーゲンです。
軟骨は骨と骨を繋ぐ関節にあり、クッションの役目をしています。
軟骨にもコラーゲンが存在していて、弾力のある軟骨が骨のぶつかりをカバーしています。
髪・爪
髪の中にもコラーゲンがあります。
太さ・まとまり・ツヤ・なめらかさ・しっとり感などにかかわっています。
爪の強さもコラーゲンのおかげです。
コラーゲンは人間のカラダの中のたんぱく質のおよそ30%を占めています。
不足したらどうなるの?
肌・爪・髪
カサカサ・パサパサになってしまいます。
お肌は化粧浮きしたり肌荒れ・白く粉をふいたりかゆみを伴い場合もあります。
シワ・タルミ・ほうれい線になったりします。
爪は縦に線が入り割れやすくなります。
髪もつやがなくなりまとまらず切れ毛も多くなります。
骨・軟骨
骨にしなやかさがなくなり、少々の衝撃でも折れやすくなります。
軟骨はクッション性がなくなり、擦り減ってしまい痛みが出てきます。
痛みが現れると言うことは、かなり深刻なレベルということです。
そしてコラーゲンは20歳をピークに、減少していきます。
コラーゲンならなんでもいいの?
「昨日コラーゲン鍋食べたから、お肌プルプル~」と良く聞きますが、これはほとんど気のせいだと言われています。
1日に必要なコラーゲン量は、お肌で5g(5,000mg)骨・軟骨で10g(10,000mg)
食品から摂取するには肉・魚から摂ることになりますが、コラーゲンの分子量が大きく人間の腸ではほとんど吸収されることができません。
美容ドリンクなどのコラーゲンにもいろいろありますが、体内に吸収されるコラーゲンは分子を小さくした「コラーゲンペプチド」だけです。
またコラーゲンの原料にも、豚や魚がありますがペプチド状態であれば吸収に大差はありません。
違いとしては、世界的に豚コラーゲンがたくさん流通しているためコスト的に魚より安いようです。
また、豚コラーゲンより魚コラーゲンの方が、匂いが強いので一般的には豚コラーゲンが使われています。
飲んだらどんな効果があるの
1日 5g 4週間続けたところ、肌の水分量・弾力がUPしたという報告があります。
1日 5g 8週間続けたところ、髪の太さがUP・まとまり・ツヤ・しなやかさがUPしたという報告があります。
1日 10g 91日間 変形性膝関節症の方に飲んでもらったところ、痛みが軽減したという報告があります。
軟骨細胞の石灰化・肥大化を抑制したという報告も出ています。
より良く吸収するするには
ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの生成を促す効果があります。
ツバメの巣エキス
ツバメの巣には細胞のターンオーバー(再生)を促進し、繊維芽細胞を増やす効果があります。
繊維芽細胞とは、もっとも基本的な細胞で、これが軟骨細胞・造骨細胞などの細胞になります。
全身の組織にあり細胞が損傷を受けるとそこに移動し、大量のコラーゲンを作り細胞の修復に
あたります。
さらにコラーゲンの吸収をUPさせます。
…と、いうことは…
コラーゲンペプチド 10,000mg
ビタミンC
ツバメの巣エキス この3つが入っているものがいいですね
そして、美容のためだけでなく、骨・関節などカラダ全体の老化に対応すると言うことも大切なポイントですね。
元気に生活するためにもコラーゲンは必ず必要なのです。