香港でのセミナーの中に「お肌は大きな臓器である」と言う考え方がありました。

 

食べた物が肌に表れる

飲んだ水が細胞の水と入れ替わる

表皮14層は死んだ細胞である・・・

 

などそんなお話がありました。

臓器と考えるならかなりの大きさになります。

表皮14層は死んだ細胞なら、私たちは死んだ細胞に一生懸命栄養を与えているということになります。

それって・・・？

 

 

食べた物がお肌になる

 

人間のカラダは60兆個の細胞で出来ています。

 

これはお肌も髪の胃も心臓も骨も血液も・・・・

すべて細胞で出来ていますから、お肌も臓器と言うことになるのでしょう。

食べた物は小腸で栄養を吸収されます。

 

その後血液によって各細胞に運ばれていきます。

 

当然お肌もその栄養を使っています。

ファストフードやジャンクフード、添加物いっぱいのコンビニ弁当などをたくさん食べれば、

当然カラダは弱っていきますし、お肌もボロボロになります。

逆に栄養が行き届いていれば、元気に活動できますし病気になってもすぐに回復できます。

 

さらにお肌もイキイキしていますね。

 

 

表皮14層は死んだ細胞

 

お肌の断面を見ると、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」に分かれています。

「表皮」は0.02㎜の薄さで、28層の細胞層に分かれています。

そのうち14層が死んだ細胞と言うことです。

新陳代謝にとって下から新しい細胞が生まれ、外の細胞がはがれてアカとなります。

「真皮」は血管通っていて、真皮線維芽細胞があります。

真皮線維芽細胞は血管から栄養と水分を受け取り、新しい細胞を作っています。

「皮下組織」は皮下脂肪と筋肉のあるところです。

お顔の丸みや表情筋でお顔の表情を作っています。

 

 

 

私達は死んだ細胞に一生懸命高い化粧品を使ってよみがえらせようと頑張っているということになります。

表皮28層はいくつかのバリア層があり、そこから外敵の侵入を防ぐということをしています。

外気が菌やウイルスの宝庫です。

その侵入をさせないためのバリアですので大切なものです。

しかし、化粧品にとっては浸透を妨げる邪魔な存在になってしまいます。

ほとんどの化粧品はこのバリアを通ることはできません。

なので死んだ花にせっせとお水を与えているということになります。

 

 

化粧品によっては浸透するものもあります。

 

しかし高価だったり種類が少ないということです。

では、どうしたら美しいお肌を保てるのか・・・

分かった方もいらっしゃいますね。

お肌を美しく保つには

真皮で作られる「新しい肌細胞」を、元気で丈夫なものに出来れば、

死んだ細胞と言っても問題ないのではないでしょうか。

 

そして新陳代謝を通常の28日周期に保つことも大切になります。

加齢とともに新陳代謝は落ちてきます。

50歳で28日周期が120日周期になると言われています。

日焼けの跡がなかなか消えないのはそのためですね。

赤ちゃんや子供のお肌がキレイなのは、細胞自体が元気なことと新陳代謝が活発だということです。

 

　

しっかり栄養を取ること。

お水を1日２L以上は飲むこと。

これが美肌の近道です。

水分は1日２L近くがカラダから排出されます。

なので少なくとも２Lは補っていかないと、カラダはカラカラに乾いてしまいます。

細胞は水分で満たされていますので、カラダの水分が少なくなれば細胞から水分が奪われていくことになります。

当然お肌はカサカサになりますね。

 

お水にも注目してください。

あなたの飲んだお水が細胞の中を満たしていると考えたら・・・

 

良いお水を取りたくなりますね。

カラダの健康とお肌の健康は同じです。

 

あなたのお肌は健康ですか？

 

私のお肌は元気ですよ（＾＾）