昨日今日としのぎやすい気温でした。

太陽も雲に隠れていることが多かったですね。

孫はプールの水が冷たいと不満そうでした。

 

この時期大切なのは熱中症対策。

水分補給は皆さん慎重になりますね。

 

よく１日1.5Lから２L飲みましょうと言われていますが、誰でも同じ量なのでしょうか？

10代の人も70代の人も？外で働く人もエアコンの部屋の人も？

 

私はちょっと疑問に思っていました。

 

先日の更年期障害のお話をお医者さんに聞いたとき、水分補給についての質問をさせていただきました。

その時のお医者さんの回答です。

 

水分量はその人個人によって違って当然です。

汗をかきやすい人・かきにくい人では、出る量が違います。

寝ている間の汗の量も個人差がありますし、尿として出る量も個人差があります。

水分の摂りすぎはむくみや頭痛として出てくる場合があります。

だからのどが渇いたなぁって思ったら、潤す程度に飲めばいい。

飲むときは温かいお湯を飲むこと《または常温）ごくごく必要以上に飲まない。

冷たいものを飲むと胃が弱って夏バテのもとになる。

 

また熱中症になったときの対処法も教えていただきました。

 

熱中症になると・・・

 

暑いのに寒い・便が水溶性になる・だるい・などの症状がでます。

暑いのに寒いのは感覚として寒いと感じている・・・これは脳が機能停止する前の状態だそうです。

寒いという感覚になり前兆に、「眠い」「頭がぼーっとする」などがあるそうです、

その時点で涼しいところに行って水分補給をすれば大事には至らないとのことです。

 

熱中症になって水分を与えるとき、冷たい飲み物はNGです。

冷たいものを飲むと内臓が冷やされます。

カラダは内臓を37度にしようとボイラーに点火します。

カラダが熱を発生させてしまい、こもった熱が出なくなってしまいます。

その場合は温かいものを飲ませてください。

内臓が冷やされず汗をかけるので、体温が下がります。

 

 

 

普段汗をかけない人も、夏場カラダの中の熱が逃げませんから、温かいものを飲むことをお勧めします。

部屋の中は涼しいですから、私はいつも温かいものを飲んでいます。

 

 

4年前エジプトの砂漠で発掘調査を3週間したことがあります。

8月の夏真っ盛り。

風はドライヤーの熱風でした。

朝6時～午後３時までの時間、砂漠の真ん中での作業でした。

その時少ない人でも３L、多い人では６L以上飲んでいました。

毎日大きなクーラーボックス3個に、２Lの水をいっぱいに入れていっても、帰りにはほとんど残っていませんでした。

 

状況や人によって水分量は違いますし、カラダがほしいから飲んでもむくみも頭痛にもなりません。

 

水分補給は数字ではなく、自分のカラダがどうなのかを判断して、温かいもの・常温のものを飲むようにしましょう。