グリーンハート365フォーラムに参加
先日6月17日 東京国際フォーラムで行われた「グリーンハート365フォーラム」に参加してきました。
グリーンハートとは、「私たちは体温を36.5℃に保つ重要性を訴えます」と言う考えのもと、活動しています。
ブログにも書きましたが、私も35度台の体温しかありませんでした。
体温が私たちのカラダを良くも悪くもしているということに、是非みなさんも気づいてほしいと思います。
今日はフォーラムで講演してくださった、たにぐちクリニック 院長 谷口一則先生のお話を少し紹介いたします。
先生は長年外科医としてがん治療に携わり、500名以上の死に立ち会ってきました。
そんな中であらためて「人生を元気に明るく生きる」というテーマでお話をして下さいました。
谷口先生の講演
人生の中にある「ディープインパクト」(人生の中の大きな出来事)。
良くも悪くも人生の中に何回かは出てきます。
それを何となくやり過ごすのではなく、認識することが大切です。
それがその後の人生を変えていけるのです。
人生を元気に楽しく生きる方法 「3つのK」
1つ目のK 「お金」
仕事ということにもなるでしょうか。
そんなに贅沢をしなくてもいいんです。
ちゃんと生活ができて、少し楽しむことができるくらいのお金があれば。
病気になったときに困らない保険などもそうです。
そこそこ準備できるくらいがいいですね。
2つ目のK 「カラダ」
体温36.5℃に保つための5つの実践と検診
「5つの実践」とは、食事・睡眠・運動・入浴・推奨品の愛用(メルモなど)
がんの死亡率は欧米では減少傾向にあるのに、日本だけは増えています。
なぜなのでしょう。
1番大きいのは日々の生活(食事・睡眠…)などで、日本でも見直しが必要なのではないでしょうか。
3つ目のK 「心」
*考える 自分自身を見つめること。
「元気で明るく生きるために・・・」「それは本当にやりたいこと…」「自分のため 家族のため 社会のため 何ができるのだろう」・・・
*行動する 72時間以内に第一歩を踏み出す。
人間は24時間以内に8割のことは忘れてしまうそうです。
だったら せっかく 思い立ったのだから、72時間以内に行動してみましょう。
外見(服装 化粧 髪型・・・)を行動を変えると、心が変わってきます。
*感謝する 自分の存在が感謝なのだということ。
人間が生まれてくる確率は、1億円の宝くじに100万回連続当選したのと同じ確率なんです。
その軌跡に感謝です。
自分の周りに「ありがとう」「おかげさまで」の言葉を。
先生の話を聞いて
先生の病院では旅行を企画しているそうです。
モンゴルと沖縄の離島に行くそうです。
旅行する前と帰ってからの患者さんたちのリンパ球の数は、明らかに帰ってきてからのほうが上がっているそうです。
最後の旅行だと思って参加されたがん患者さん。
最後どころか6年目の旅行を楽しんでいるそうです。
まさに「病は気から」ですね。
私はプロジェリア症候群(老化が異常な早さで進行する病気)で亡くなった13歳の男の子の言葉が忘れられません。
「人間はどれだけ長く生きたかではない。短くてもどう生きたかが大切だ」と。
まさしくその通りだと思います。
みなさんも自分の寿命を想定して、あと○○年生きるなら、どう生きていこうか。
少し考えてみてはいかがでしょうか。