エステサロンでよく使う精油「ラベンダー」
サロンでよく使う精油(エッセンシャルオイル)のなかに「ラベンダー」があります。
先日、山梨県にある「ハイジの村」に孫を連れて行ってきました。
ちょうどラベンダーが満開で、とてもいい香りが園内に漂っていました。
ラベンダーというと北海道の富良野などが有名ですが、高原のような涼しいところでよく見かける様になりました。
最近は園芸品種で、どこでも育てられる品種もあるみたいですね。
またアロマテラピーをはじめてみたいと言われた時に、
まず最初におすすめするエッセンシャルオイルが、ラベンダーです。
少し前のテレビで「痴呆症予防にアロマオイル」と言う特集をしていましたが、夜用のオイルにラベンダーが使われています。
ラベンダーとは・・・
エッセンシャルオイルでラベンダーといっても、いろんなラベンダーがあります。
基本は植物抽出オイル100%のものでないといけません。
価格としては5mlで1000円前後です。
それ以下のものは、人口の香料が使われている可能性もありますので、注意してください。
人工香料はエッセンシャルオイルの効果はありません。
単純に香りだけのものですし、本物とは香りも違います。
抽出された成分によって「ラベンダー〇〇〇」と、名前がいろいろありますが、「真正ラベンダー」が一般的なラベンダーでしょう。
心にたいする働き
香りを嗅いだとき「ふわぁ~っと広がる爽やかで少し甘い香り」が、とってもリラックスさせてくれるのがわかります。
怒り 心の疲労 躁うつ状態から、精神を浄化して穏やかな気持ちにしてくれます。
眠れないときにラベンダーの香りを嗅ぐとよく眠れるのは、神経のたかぶりを沈めてくれるためです。
痴呆症予防に使われているのも、よく寝るため気持ちを落ち着けるためです。
眠りは人間にとってとても大切なことです。
人生の1/3は睡眠時間と言われているんですから。
カラダにたいする働き
循環器系沈静作用
高血圧など心臓に負担の大きいものに対して、穏やかにしてくれます。
低血圧の人が長時間ラベンダーを使用すると、血圧が下がりすぎる可能性がありますので注意してください。
殺菌消毒作用
風邪 気管支炎 咽喉炎 カタルなど、免疫力向上などに有用です。
通経作用
月経減少 分娩・産後の促進 月経痛 出産時の苦痛に有用です。
肌にたいする働き
健康な新しい細胞に成長を促進します。
やけど ニキビ 日焼け 傷 打撲など、後が残ることを防いでくれます。
殺菌作用がありますので、ニキビに有用です。
皮脂のバランスをとってくれますので、肌質を問わずスキンケアにお使いいただけます。
頭皮を刺激してくれるので、抜け毛防止 育毛に有用です。
注意してほしいこと
*通経作用がありますので、妊娠中に人は使用しないでください。
*低血圧の方も、血圧が下がる可能性があります。
使用方法
夜寝るとき・・・アロマストーンやティッシュに2~3滴たらし、枕元に置いておきましょう。
就寝1時間前くらいから使うと効果的です。
入浴する時・・・お塩かはちみつなどに3~5滴混ぜてから使いましょう。
お湯に良く馴染みます。
スキンケア・・・アーモンドオイル ホホバオイル ココナッツオイルなどにませて使いましょう
・化粧水は5mlのグリセリンとラベンダー10滴を混ぜ、ローズウォーターか精製水を45mlいれます。よく振って使いましょう。
日焼けした肌にもとてもいいです。コットンパックがおすすめです。
・あせもローションは5mlのグリセリン エタノール5ml ラベンダー10滴をよく混ぜ、ローズウォーターか精製水40mlをいれます。よく混ぜて使いましょう。
やけどのときは直接塗ってください。早く治り跡も残りません。(他のエッセンシャルオイルを直接使わないでください) ・
この時期は大活躍のエッセンシャルオイルです。
薬がまだない時代や戦争で薬不足になった時代に、薬箱に必ず入っていたのがラベンダーです。
ご紹介したもの以外にもとても使い勝手のいいエッセンシャルオイルです。
詳しく知りたい方は、いつでもサロンにご相談ください。
ラベンダー以外にサロンにはもたくさんのエッセンシャルオイルが用意してあります。
香りを楽しみにいらっしゃいませんか?