GreenHeart365に参加して
先日サロンで扱っている化粧品やサプリメントなどの会社が主催して行われた
「GreenHeart365 低体温撲滅運動」のフォーラムに参加してきました。
今回は本を出版された 田中 一 きのくに漢方クリニック院長 が、本の内容をお話してくれました。
それは私が日ごろから思っていたことや疑問などを、明らかにしてくれているように思えるお話でした。
そして耳の痛い話でもありました。
さらに・・・私が毎月勉強していること(マーケティング)と同じことをお話されていました。
それは自分の頭の中と行動力に鍵があるようでした。
もちろん人生にも共通することがあります。
それを少しづつ紹介していきたいと思います。
その前に・・・
今回は私が5年位前に偶然出会った本「ジュラシックコード」と言う本の内容を紹介します。
あなたの脳に潜む「爬虫類脳」の不思議
この本はテレビ朝日が2005年に放送した「キャノン スペシャル ジュラシックコード」を原案としたものです。
当時私はネットの大学でエジプト文学などについて勉強していました。
そのなかに古生物史の授業があり、これも好きな分野だったので授業を選択していました。
その時もっと資料がほしくて本をネットで探していました。
それにヒットしたのが「ジュラシックコード」でした。
この本は挿絵が多く、だからわかりやすい。文章も簡単にわかりやすく書いてあります。
これは、人間の脳は「爬虫類脳」「動物脳」「人間脳」の3つからなり、自分の中で複雑に作用していると言うものでした。
人間は受精卵から細胞分裂して人間の形を作っていきます。
その過程が最初は細胞ですが、その後魚になり両生類になり爬虫類になり哺乳類になり人間になりました。
各々の過程をちょっとずつちょっとずつ変化させながら、人間になったのです。
だから人間のカラダの中にはその時の名残が多く残っています。
人間のアゴは魚のエラなのです。エラに使われている神経は今でも私たちのアゴを動かす神経と同じなんです。
尾てい骨も尻尾の名残ですね。尻尾としては存在していませんが、骨はまだ存在しています。
そして脳も脳幹と言われる生きていくうえで欠かせないものを動かしている司令塔が、爬虫類の時に出来た脳そのままなのです。食欲・性欲と言った生物の一番基本部分です。
そのまわりにある脳が大脳辺縁系「動物脳」です。これおいしい・あの子が好き・嫌いなど単純な思考の部分です。
その周りが大脳新皮質「人間脳」です。複雑なことを考えたり・知識をためたり想像したり・・・
この3つが1つの車に乗っています。それが人間のカラダ・心です。
この車にはそれぞれ3つのハンドル・3つのアクセル・3つのブレーキがついています。
3つの脳が同じ方向を向いて、同じようにアクセルを踏んでいれば、車は私たちの心はスムースに動き、快適に生活しています。
しかし、どこかの脳がブレーキをかけたり、違う方にハンドルを切ったりすると、とたんに車は動かなくなります。
どうしたらいいのか・どっちに向かえば良いのかわからなくなります。
そうなると病気になったり心を病んだりすることになるのです。
これが私たちの心の中の悩み・不安・暴走など、それに伴う胃腸の不調・頭痛などです。
田中先生の本にもそんな事が出てきます。
興味ある方は読んでみてくださいね。
「病気は脳がつくっていた」 田中 一 きのくに漢方クリニック院長
「ジュラシックコード」 渡邊 健一 原案テレビ朝日